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青年委員会「沖縄研修会」

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5月12日(土)?14日(月)にかけて青年委員会「沖縄研修会」を開催いたしました。戦後67年が経過した戦跡を視察し、当時の苦悩や県民の「痛み」「悩み」「苦しみ」を感じ取り、弱者の立場を尊重し青年リーダーとして今後の活動に活かす事を趣旨に実施しまた。1日目は軍事拠点であり後に米軍の集中攻撃により玉砕した海軍司令部壕、軍医・看護婦・衛生兵など300人体制で運営していた南風病院壕、2カ月に及ぶ攻防戦となった首里城など。2日目は全長270メートルの鍾乳洞を利用した糸数壕(アブチラガマ)、女子生徒222人と引率教師18人からなり沖縄陸軍病院第三外科が置かれた壕の後に立つ慰霊碑ひめゆりの塔。3日目は4,000メートル級の滑走路を2本持つ嘉手納基地が一望できる安保の丘公園、近隣住民が米軍相手に竹やりをもって反撃したものの射殺されたチビチリガマなど3日間で多くの戦跡を視察しました。全国の青年委員参加者10名は、戦争の傷後を目の当たりにして改めて「命の尊さを」再認識しました